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ちゅんすけ、白内障になる

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もはや老鳥といって差し支えのない年齢のちゅんたちですから、保護者として、さまざまな覚悟をしておかなければならないのは、悲しいですが避けられないことではあります。

外見は数年前とさして変わらないように見える、我が家の小さな家族にも、我々同様、「老い」がしのびよってきたのです。



今年の5月半ばだったでしょうか、ちゅんすけの様子が、ちょっとおかしいことに気づいたのです。

いつものように朝ごはんを一緒に食べようと、ちゃぶ台につくと、これも例のごとく、ちゅんたちがおねだりに近寄ってきます。最近は、ひなちゅんがちゃぶ台の下か膝の上に、ちゅんすけがちゃぶ台の上に乗って、私がしゃぶってねばりや油気を落とした、ゴハン粒や魚の白身を待ち構えている、というのがパターンでした。

ちゅんすけの口先に、指に乗せたゴハン粒を差し出すと、いつもなら一回でパクリとくわえるところが、二回、三回と指先をつついても、ちょうど空振りをくり返しているように、なかなかくわえることができないのです。

何回やっても同じで、ちゅんすけは明らかにイライラとし、力を込めて突き出すくちばしが指先に当たり、痛いほど。最初は、ちょっとカンが悪くなったな、としか思っていなかったのですが、しばらくこの状態が続いて、しかも明らかに悪化しているのを見て、さすがに異変に気づかされました。

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「これはおかしい、どうも遠近が測れていないようだ、目が悪くなったのかな?」あれこれ検索したり、飼い鳥の本で調べたりしてみると、白内障の症状が近いようなのです。

機嫌の悪いちゅんすけをなだめながら、近寄ったときに観察してみると、左目が少し、白く濁っているような感じです。上の写真は、発覚して間もなく、26年5月25日のちゅんすけ。ピントが合っていませんが、不安そうな表情が哀れで、今見ても胸が締め付けられる思いがします。少しボサボサしているのは、水浴びの直後だったからでしょうか。

「これは大変だ、ちゅんすけが盲目になったら、どうしよう!」
泣きたい気持で、慌ててあれこれ調べてみたものの、目薬の点眼で病気の進行を遅らせることはできても、治すことはできないことがわかり、正直落ち込みました。

鳥のお医者さんに連れていこうかとも考えましたが、ちゅんすけは手で掴まれたり、カゴに入れられたりするのが大の苦手と来ています。嫌がって飛び回るのをつかまえられ、目を無理やりこじ開けられて目薬をさすなど、彼女にとって死に勝る恐怖であることは、長年一緒に暮らしてきた身には、容易に想像できます。いや、連日そんなストレスを与えたら、確実に生命を縮めてしまうでしょう。

考えれば考えるほど、治療はあきらめざるを得ません。(●゚ θ ゚) 母とも相談して、余計なストレスで消耗させるよりは、ちゅんすけの自由にさせて、我々は腹を据えて最大限できる手助けをするしかあるまい、との結論に達し、様子を見ることに。

病気は少しづつ進行しているようで、しばらくすると、距離を測りかねて思うところに飛び乗れず、本棚やカモイから落ちかけたり、壁や箱の側面に軽く衝突したり、といった光景が見られるようになりました。いらついた鳴き声をあげつつも、二度、三度とトライするちゅんすけ‥‥。
痛ましいかぎりですが、「がんばれ、ちゅんすけ!」「痛かったかい、気をつけるんだよ!」とはげます以外、どうすることもできません。ただ、怪我をするには至らず、食欲も旺盛で、毛づやも悪くなかったのは、せめてもの救いではありました。

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7月8日、本棚の上で休むちゅんすけ。少しづつ移動の頻度が少なくなってゆき、本棚の上など高いところに座って、羽づくろいなどしつつ、じっとしていることが多くなりました。

目が利かなくなって、心身ともに疲れたせいであろうことはもちろんですが、加齢で体力が落ちてきた、というのもあるのでしょう。そういえば1~2年前から、お昼寝の時間がずいぶん長くなったなあ、と感じたことを思い出しました。

他にも、畳の上での滞在時間が徐々に減っていったこと、さらに、布団の上での「ぶぶぶ」や、我々の腕や膝に乗ってこなくなったのが、この間の変化でしょうか。

視力が落ちたことで、ちょっとしたことにもビクつくようになり、万事に用心深くなったちゅんすけ‥‥。心配ではありましたが、彼女が少しでも楽に暮らせるよう、部屋の出入りには一層気を遣うようになり、移動時には必ず「ちゅんすけ、そっちにいくよ」などと、声をかけてから動くようにしました。

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7月22日、箱を切り刻んではセロテープで貼り合わせ、何やら工作をして遊んでいるミンミ(娘)を、細くなりながらも懸命に近寄って、見守ろうとするちゅんすけ。明るいうちは視界が少しでもよくなったのか、まだこのころは、こんな光景も見られました。

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同じく8月1日、緊張しながらも魅力に抗しきれず(?)、ミンミの遊びを観察するちゅんすけ。確かこのときが、敷居を越えてこちらの部屋に来た、最後だったと思います。視力が弱くなってゆくなかで、ミンミのことを気にかけてくれたちゅんすけの気持ちが、伝わってくるようでした。

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8月24日、本棚の上のちゅんすけ。これもピントが合っていませんが、唯一、瞳の白さが写っていたので選びました。

行動できる範囲は狭くなり、ほぼ「ちゅん部屋」である六畳間の中だけとなりました。台所にいる(●゚ θ ゚) 母や、パソコンに向かう私の肩に留まったり、寝室で寝ていると布団の上に乗ってきたり、といったことは、絶えてなくなったわけです。

それでも、ちゅんすけはこの環境に順応しようと、精一杯努力しているようでした。衝突しようと、踏み外そうと、ちゃんと飛んで移動することを止めようとはせず、六畳間の本棚やタンスの上、寝床、カーテンレールには、ほぼ正確に着地できるようになったのです。

「目が悪くなった」と感じたときから、家具や餌の配置は動かさないようにしていたものの、ちゅんすけの頑張りには、正直脱帽する思いでした。初めのころは、怖がってできなかった水浴びも、最近ではひなちゅんが始めると、釣られて普通にお鉢に入るようになり、これでひとまず安心できそうと、ホッとさせられたものでした。
ちゅんすけは自らを鍛えて、経験で勘を養い、最低限の移動はできるようになったのです! 我々の肩や布団のように、位置が常に変化するところは、今の視力では無理と判断したのでしょう。

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そして、これが最近影、11月3日のちゅんすけ。この角度から見ると、瞳の白濁も見えず、とやの終わった毛並みはふくふくとして、全く普通に見えますね。

しかし、本人は私がここにいる気配は感じているものの、カメラを構えているのには、全く気づいていないのです。こちら側が少し影になっていて暗く、また驚かさないように、少しでも距離を取ろうと、床に寝そべるようにしてズームで写したということはありますが、やはり「見えていない」ことがわかり、ちょっと寂しくなる写真でもあるのです。

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ひなちゅんに見つかりました。カメラ嫌いは相変わらずで、ひなちゅんが騒ぐと、ちゅんすけも釣られて飛び回るので、撮影はここまで。

とやの間は、タンパク質の消耗を補うため、例年どおりミルワームを多めに与えるのですが、ちゅんすけは目が悪いこともあり、クチバシで振りまわしてお皿の外に逃げたミルワームを、追いかけて拾うことができません。

結果、結構な数のミルワームが逃走してしまうことになり、タンスの影や、果ては布団の中(!)などから、ミルワームがたびたび発見される事態となりました(笑)。中には部屋の隅で羽化し、成虫にまでなった例も! とやが終わった今は、さすがに与えるのを中止していますが、ひとえにちゅんすけのためとはいえ、えらい騒ぎになったものでした!

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以下4枚、過去の想い出の写真を。22年10月21日、腹ばいができるようになったミンミと、お話するちゅんすけ。

以前も紹介しましたが、ちゅんすけは、ミンミとの接触を解禁してからこの方、ミンミのそばを離れず、まるで子守りをしているようで、実に微笑ましいものでした。赤ん坊は大人の見えないものが見え、聞こえないものが聞こえるとのことですから、このときミンミは、本当にちゅんすけとお話していたのかもしれません。

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22年10月2日朝、寝ている私の足(汚い足を見せてごめんなさい!)に留まって、くつろぐちゅんすけ。

う~ん、しかも布団にフンしてるし(笑)。こんな甘えぶりも、もう見られなくなると思うと寂しいですが、今はとにかく、ちゅんたちが健康で長生きしてくれればいいです‥‥。

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24年5月10日、本棚でさかるちゅんすけ。

さかりだすと、新聞紙やティッシュを破いては本棚のすき間に詰め込み、巣作りを始めてしまうのには閉口させられましたが、懸命なその姿が可愛らしくもあって、好きにさせていました。

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24年7月21日、お昼寝するミンミを見守るように、布団の上でくつろぐちゅんすけ。

ミンミも今や4歳となり、ひとときもじっとしていないので、ちゅんすけはもうずいぶん前からミンミに留まる機会はないのですが、このような写真を見ると、「ミンミが気になって仕方がないんだなあ‥‥」と、しみじみ思ってしまいます。視力が落ちた今でも、状況さえ許せば、そばに行きたいと思っているに違いありません。
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ちゅんすけちゃん、お大事に

こんにちは。

近況をお知らせくださってありがとうございます。
そうですか。。。
長い命を授かっただけに、起きてくることもあるのですね。
冬の羽に着替えた姿は壮年のままですのに。
見守るご両親の心中はいかばかりかと思います。
それでも新しい生活に順応してゆこうとするちゅんすけちゃんに、
ただただ感服するばかりです。
視力を失う代わりに、知能も身体能力もいよいよ向上しているのですね。

懐かしい写真も嬉しく拝見しました。
ミンミちゃんの足に初めてとまったときのことが、昨日のことのように思い出されます。

いろいろお大変だと思いますが、
どうぞこれからも2羽と3人で、心あたたかくお暮らしくださいませ。
ご一家のご多幸をお祈りいたします。

青山ちゅんババより。

Re: ちゅんすけちゃん、お大事に

>青山ちゅんババさん

お言葉を頂戴し、ありがとうございます。覚悟はしていたつもりでしたが、いざこうして直面してみると、なかなか割り切って腹を据えるわけにはいかないものですね。今はとにかく、ちゅんすけができるだけ楽に暮らせるよう、工夫して世話をしてゆきたいと思っています。

目が悪くなっても食欲は旺盛で、朝食時におねだりにくるのはいつもどおりですが、やはりまだ慣れないところはあるのでしょう、以前のようにちゃぶ台に乗ったり、膝のすぐ近くまで来ることはなくなり、だいぶ距離を置いておねだりするようになりました。

朝晩冷え込むようになりました、青山ちゅんババさんもどうかお体にお気をつけて。
プロフィール

ちゅん父

Author:ちゅん父
カミサンの(●゚ θ ゚) 母と二人で、スズメのちゅんすけとひなちゅんに振り回されながらも、ますますちゅんどもに魅せられていく親バカな日々…。
閉鎖されたDoblogから引っ越してきました。

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