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ぶんちゃんが飛んできた

26001.jpg昨年、10月29日の夕方のことです。会社で同僚の一人から「小鳥を捕まえた!」との聞き捨てならない(笑)報告が! さっそく行ってみると、サンドイッチを入れるような、カゴ状のお弁当箱の中に、きれいなグレーの文鳥が捕らえられていました。つばちゃんの一件といい、我が社はどうも、トリさんにご縁があるようですね。

話をきくと、外にいたF君の頭に、いきなりこの文鳥が留まったとのこと。笑ってしまうのは、文鳥がF君の頭から離れないのを見て、隣にいたK君が「邪魔だからこのへんに置いておくか」と、文鳥を手づかみしてはがし、積んであった荷物の上に置いたところ、今度は当のK君の方に乗ってきたのだとか。そのあまりの人懐こさに、仕事にならず皆へきえきしてしまい、お弁当箱の中に「御用」となった‥‥のだそうです。



さっそく箱から出して検分してみると、成鳥とはいえ、まだ若い鳥のようです。羽も汚れておらず元気で、指に乗ってしきりに甘えるなど、人慣れしている様子。これは飼われていた手乗り文鳥が、迷い込んできたに違いありません。きっと、飼い主さんは心配しているでしょう。

たまたま、退職した先輩が置いていった、ホコリだらけの古い竹カゴがあった(会社に鳥カゴがあるというのも、相当妙ですが)ので、簡単に汚れを拭いて文鳥を入れ、急いで餌を与えなければと、「ウチであずかるよ」と皆に断り、カゴをタオルでくるんで、帰宅することに。

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文鳥はクルマに乗せてもパニックにならず、しきりに鳴いては「遊んで、遊んで」とアピール。なかなか肝のすわった子のようです。家に着いて、とるものもとりあえず餌を与えると、お腹がすいていたのでしょう、文鳥はすぐ餌を認識してガツガツと喰らいかつ飲み、しばらく鳴くことも忘れたようでした。上の写真は帰宅直後、ミンミ(娘)に見守られながら、竹カゴの中で餌を食べる文鳥。

飼い主を捜すにせよ、しばらく一緒に暮らすことになるので、例によって安易に「ぶんちゃん」と命名。ミンミはさっそく「ぶんちゃん、ぶんちゃん」と連呼して、新しいトリさんの仲間入りを歓迎しているようでした。

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当座は竹カゴで暮らしてもらうので、何年も放置したホコリだらけのままでは、羽にダニがつきそうで考えものです。ぶんちゃんも餌を食べて落ち着いたようなので、いったん外へ出し、台所でカゴを丸洗いすることにしました。

ぶんちゃんはしきりに鳴きながら、(●゚ θ ゚) 母や私の頭や手の上に留まり、少しもじっとしていません。上の写真は、カゴを洗っている最中の私の頭に留まったぶんちゃん。ちゅんたちの、割と淡白な接し方に慣れている我々としては、ちょっと戸惑うくらいのスキンシップ過剰ぶりで、手乗りと野鳥の差を、今さらながら思い知らされたような気持ちになりました。

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ミンミをお風呂に入れた後、(●゚ θ ゚) 母が布団を敷いてやると、ぶんちゃんは布団の上をちょんちょん歩きまわり、好奇心旺盛に探検しながら、ミンミの膝や肩に留まり「遊んで攻撃」。小鳥にまつわりつかれる経験が乏しいミンミは、テレているのか慣れないのか、嬉しそうに笑いながらも、しきりに身をよじってくすぐったがるのですが、ぶんちゃんも負けずに、飛んでは追いすがります。よいお友達になれそうですね。

しかし、おもちゃや布団をまったく恐れず、まるで昔から住んでいたわが家のように遊び回るぶんちゃん! ここでも文鳥の肝の太さというか、「飼い鳥って違うんだなあ」という感を、ますます深くしたのでした。

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指に乗せて改めて感じたのは、ちゅんたちにくらべてずっと大きく、足も太くてがっしりとした印象で、しかも体重があること。(●゚ θ ゚) 母いわく、「でかすぎる」(笑)。いや、スズメと長年暮らしていると、ご近所の方が飼っているオカメインコなど、巨鳥だと思えてしまうのですから、慣れとは恐ろしいものであります。

よく観察していると、ぶんちゃんは元気に遊びまわりながらも、ふくらみ気味で、ちょっと具合が悪そうに思えたのです。案の定、私が机についていると、腕に留まってすぐ、くるんと首を突っ込んで、すやすや眠り出してしまいました(下写真)。
お家は近所とばかり思っていたのですが、意外と遠くから飛んで来て、かなり疲れていたのかもしれません。寂しがって鳴くのをなだめつつ、カゴに入れて暖かくし、寝かせてやることにしました。

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さて、これほど人慣れしているのなら、飼い主さんには可愛がられていたことでしょうし、ぶんちゃんがいなくなって、さぞ悲しんでいるであろうことは、察するに余りあります。飼い主を探してやらなければ‥‥。撮った写真を添えて「手乗り文鳥をおあずかりしています」と題した、小さなポスターを作り、会社の門や、お向かいのマンションにも協力していただき、貼り出すことにしました。

一週間がたち、二週間がたっても、どこからも連絡はありません。やはり、ずっと遠くから飛んできたのかなあ‥‥。その間、ぶんちゃんはどんどん我が家になじみ、ミンミともすっかり仲良しになっていました。

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最初は、ぶんちゃんが留まるたびに笑って身をよじっていたミンミも、「我慢して、じっとしていてごらん。ぶんちゃんが喜ぶよ」と教えてやると、キャッキャッと騒ぎながらも我慢して、ぶんちゃんの好きにさせることができるように。

ぶんちゃんもミンミが好きなようで、口をチュッチュとついばんだり、頭に乗ったりしてご満悦の様子でした。写真はおもちゃをいじるミンミの手元を、興味深げにのぞき込むぶんちゃんです。

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ちゅんたちとずいぶん違うなあ、と感じたいま一つは、ちゅんたちにくらべて羽づくろいをあまりせず、水浴びもそんなにしたがらない、という点です。これは個体差なのかもしれませんが、ひまさえあれば、高いところでちくちくと羽づくろいをし、朝には必ず水浴びをするちゅんたちを、長年に渡り毎日見ている目からすれば、ぶんちゃんはずいぶん大らかというか、ガサツ(ごめんなさい)に思えたものです。

ただ、台所で水仕事をしていると、時々やってきては流しの中に飛び込もうとしていたので、水浴びが嫌いなわけではなかったようです。体が大きい(スズメにくらべて、ですよ)だけに、跳ね飛ばす水の量もものすごく、ちゅんたちの水場では、座敷が水浸しになってしまいます。なので、片付けの終わった流し台で、お皿を置いてご入浴いただくことにしました。

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さて、肝心のちゅんたちはどうだったかといいますと、ぶんちゃんを迎えた瞬間から、怪獣でも来襲したかのような、かつてない恐れようでした。ぶんちゃんをカゴから出すと、全く寄りつかずに写真のように高いところへ逃げ、細くなって黙り込み、目をぎょろぎょろさせて警戒心をあらわにするのです。

これは今までになかったことで、驚きました。キジバト、ツバメ、スズメと、保護した鳥たちには好奇心を示しこそすれ、怖がることはありませんでしたから。別の鳥が手に乗っていれば、特にちゅんすけはヤキモチを焼くのがパターンで、最低、ぶんぶんとしつこく頭上を飛び回る、偵察飛行はしたはずです。

う~ん、何ででしょう? 夫婦で話し合ったところでは、「トリにはきっと、コミニュケーションをとる周波数のようなものがあり、飼い鳥と野鳥では、出している電波の種類が違うのではなかろうか」との珍説が、今のところの結論となっております、ハイ(笑)。

ちなみに、ぶんちゃんがちゅんたちを攻撃したとか、そういったことは全くありません。むしろぶんちゃんは人間ばかり見ていて、ちゅんたちが眼中にないようでした。

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ぶんちゃんがカゴから出ている間は、ちゅんたちは餌場に近づくことすらかなわないようです。これには考え込んでしまいました。かわいそうですが、仕方がないので、ぶんちゃんにはなるべくカゴに入っていてもらうことに。せめて少しでも広いカゴがよいだろうと、竹カゴから、ちゅんたちが幼いころに使っていた金属カゴを引っ張り出して組み立て、外で遊ぶ頻度を減らすことにしたのです。

ぶんちゃんの「遊んで攻撃」はもの凄く、カゴの側面にしがみついては、しきりに鳴いて寂しがります。外にあまり出せないので、手だけカゴの中に入れてやると「握って、握って」と、手のひらに座って羽をふるわせては甘えてくるぶんちゃん。毎朝しばらく握ってやってから、会社に出かけるのが日課になりました。帰宅後は1時間ほど出して、遊んでやってはいたのですが。

一カ月近くたっても、飼い主さんは見つからないし、ちゅんたちはおびえているしで、困り果てていたところ、インコを飼っているトリ好きな同僚女性のIさんが、ぶんちゃんを預かってもよい、と申し出てくれたのです。

Iさんとは日頃から鳥の話題で意気投合していて、とても丁寧に小鳥と接している、優しい方であることはよく知っていましたから、ぶんちゃんもきっと楽しく暮らせるだろうと、お願いすることにしました。

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ミンミはもちろん寂しがりましたし、我々も名残り惜しくはありましたが、一ヶ月たってもおびえ続けているちゅんたちのことを考えると、ぶんちゃんには申しわけないけれど、背に腹は代えられません。

12月1日、家族一同で話しかけたり、握ってやったりして別れを惜しみ、上の記念写真を撮った後、ぶんちゃんとひとまずお別れすることにしました。ずいぶん驚かされたことも多かったけれど、楽しかったよ、ぶんちゃん。ありがとう!


ちゅんたちも元気です

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すでに老鳥といってよい年齢のちゅんたちですが、お陰さまで元気いっぱいに暮らしています。ちゅんすけは今年で9歳、ひなちゅんは8歳‥‥私もトシをとるわけです(泣)。

上の写真は昨年7月15日、水浴びの後、大好きな布団の上で「ぶぶぶ」をして、水気を拭くちゅんすけです。

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昨年12月15日、布団カバーでくるんだホットカーペットの上で、平たくつぶれて暖をとるちゅんすけと、左でそれを見守るひなちゅん。特にちゃぶ台の近くが落ち着くようです。


横浜のトリさん

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今年3月9日、家族で横浜に遊びに行きました。パシフィコ横浜の公園で、ミンミが大好きなかっぱえびせんを食べていたら、さっそくハトやスズメが寄ってきて、「あっ、ちゅんちゅんだ!」と大喜び。

ふくらんだ可愛らしいスズメさんが、すぐ近くに寄って来たところをパチリ。

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かっぱえびせんのかけらを与えると、ハトやスズメだけでなく、ムクドリやヒヨドリも降りてきました。みんなよく慣れていて、ヒヨドリがベンチに乗って来たので、一同大興奮! 

もっとも、警備員さんに「鳥に餌をやらないでください」と、やさしく注意されてしまいましたが‥‥。すぐ頭上の枝に留まっていた、ヒヨドリさんの姿がきれいに撮れたので、よしとしましょう。

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かわいいですね!

(●゚ θ ゚) 父さん、
こんにちは。お久しぶりです。

本当に、鳥さんにご縁がありますね!! 桜文鳥さん、とてもキレイで健康そう、そして何と言ってもかわいいです。
更に人に慣れているというのは嬉しいですね!子供の頃、とっても可愛がっていた桜文鳥を思い出してしまいました。

皆で仲良く暮らしてくれれば、きっと(●゚ θ ゚) 父さん一家の一員になれたのかな?でも、可愛がってくれそうな方が身近にいて、本当に良かったですね。鳥が人を選ぶということはあり得ないとは思っていましたが、このお話を拝見して逆説が真実なのかも!と思ってしまいました。カーテンの上から覗いているお写真は、(可哀想で気の毒ですが)笑ってしまいまいました^^
お嬢さんも成長なさいましたね!きっと動物好きな、やさしい女性に成長なさるのでしょうね。
これからも楽しいお話を聞かせてください。

Re: かわいいですね!

>ちいちゃんママさん
ご無沙汰しております。おっしゃるとおり、我が社の鳥との縁は不思議に思うほど濃く、過去にはフクロウが飛び込んできたときもあったとのことです。窓から見える電柱には、カラスが毎年巣を作り、今も子育てをしています。トリ好きには楽しい環境ですね!

ぶんちゃんも我が家によくなじんでいたので、大変残念ではありましたが、先住者であるちゅんたちのおびえようは大変なもので、背に腹は代えられず、苦渋の決断ではありました。文鳥とスズメを一緒に暮させている保護者さんもいることを考えると、個体差なのだろうと思いますが、ウマが合わないものはいかんともしがたく‥‥。

幸い、Iさんによくなついているようなので、ひと安心といったところです。残念ながら、まだ飼い主さんは見つかっていませんが‥‥。Iさんによると、「掃除機を使っている最中も手に乗ってくるほどで、本当に人懐こく、物怖じしない子」とのことのことでした。

娘はお陰さまで、立派な鳥好き(?)に成長しつつあります。公園で、ユリカモメやカラスなど、大型の鳥が餌をねだりに来ても怖がらず、ニコニコしているほどです。

だいぶ暖かくなってきて、公園で小鳥たちを愛でるのにもよい気候になってきました、ちいちゃんママさんもどうかお体にお気をつけてお過ごしください。
プロフィール

ちゅん父

Author:ちゅん父
カミサンの(●゚ θ ゚) 母と二人で、スズメのちゅんすけとひなちゅんに振り回されながらも、ますますちゅんどもに魅せられていく親バカな日々…。
閉鎖されたDoblogから引っ越してきました。

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