スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ぴーちゃんのお泊り

FI2621413_1E.jpgたった一晩でしたが、巣立ち雛を保護したお話です。

8月2日の午後7時近くでしょうか、帰宅しようと、(●゚ θ ゚) 母と駅前の通りを歩いていると、電柱の脇に詰まれたゴミ袋の影で、スズメの巣立ち雛が、母鳥から餌をもらっているのを発見。
「カワイイね~」と、距離を置いて、しばし立ち止まって見ていたら、母鳥だけが飛び立ち、電線の上からチュンチュンと、しきりに雛を呼び始めました。

ところが、雛はなかなか飛び立ちません。心配になり、離れた場所から見守っていると、雛はようやく飛び立ったものの、5mほどで力尽き、しかも我々のそばに立っていた、若い男性の足にドスンとぶつかり、地面に落ちてしまいました。
びっくりしてすぐ拾い上げ、近くにあるレストラン前の鉢植えに乗せてやり、やはり5mほど距離をとって、(●゚ θ ゚) 母ともうしばらく様子を見ることに…。

母鳥は、しきりに雛を呼びますが、人通りや車の列が途切れず、雛はすっかりおびえて、固まってしまいました。
さっき雛がぶつかった男性が、彼女を連れてきて、「ホラ、スズメがいるよ」としきりにのぞき込むし、往来の人も立ち止まるしで、状況は悪化する一方…。日は暮れてくるし、「がんばれ! 早く母鳥のところへ行くんだ!」と、心の中での応援もむなしく、母鳥はあきらめたのか、プイと飛び立ち、視界から消えてしまいました。

鉢植えのわずかな草の影で、一人でさみしそうにしている雛を見て、これは万止むを得まい、と、雛を手で包んでやり、ひとまず我が家へ連れて帰ることにしました。


FI2621413_2E.jpg雛はおとなしく私の手に納まり、親指と人差し指の隙間から顔を出して、キョロキョロと辺りを見回していました。
とにかく暑い日だったので、両手がふさがった私は、額にタラタラ流れる汗も拭けず、びしょ濡れの顔に、雛を納めた両手はもみ手状態で固定と、ほとんど不審者(笑)。
(●゚ θ ゚) 母に汗を拭いてもらわなければ、目も開けられないくらいでした。

歩きながら、「今後のことはともかく、とりあえず名前をつけよう」ということになり、例によって安易に「ぴーちゃん」と命名(笑)。(●゚ θ ゚) 母と「ぴーちゃん、もう少し辛抱したら、お家のお兄ちゃんたちと会えるからね」などと話しかけ、やっぱり周りから見たら、ちょっとアブナイ人になっていました(笑)。

汗だくで我が家に到着、座敷にぴーちゃんを放すと、ちゅんすけとひなちゅんはもうビビリまくり(笑)。ぴーちゃんが本棚に飛び上がっただけで、ブンブン飛びまわって騒ぐ始末です。
ひなちゅんを初めて迎えたときは、ちゅんすけはむしろ興味深々で、遠巻きに観察していたくらいなので、以外に小心なひなちゅんが騒ぐのに釣られて、飛びまわったのでしょう。

電灯の下で、ぴーちゃんをよく観察すると、尾羽はボロボロ、羽毛も全体的につやが乏しく、午前中の雨のせいか、ちょっと濡れているようでしたが、目には力があり、チュンチュンとしきりに鳴いて、体力はあるように見えました。

さて、スズメにとってはもう遅い時間なので、とにかく水と餌を与えて、寝かせなければなりません。
まず、脱皮した白いミルワームを口に持っていきましたが、食べてくれません。固ゆで卵の黄身を給餌器で与えると、ほんの一口食べたものの、あとはかたくなに口をつぐんでいます。水は、クチバシのはたにたらすと、少し飲んでくれました。まだ慣れていないので、これは仕方がありませんが、ちょっと不安になりました。
ただ、直前まで親から餌をもらっていたせいでしょう、大きなフンを3つしたので、今日は無理をせず、ひなちゅんを育てるときに使ったキャリングケースに入れて、寝かせることにしました。



FI2621413_3E.jpg翌朝、少し早起きして、ぴーちゃんの様子を見ると、ケースからしきりに出たがっており、放鳥すると本棚に向かって飛ぶなど元気いっぱいで、一安心。
水と餌は、やはりほとんど口にしないので、ここは早めに母鳥のところに返してやろうと、騒ぐちゅんどもと朝食を済ませたあと、急いで昨日の場所へ。
人通りが多くなる前に、母鳥との対面ができるといいのですが…。

ぴーちゃんがいた場所に着くと、うまい具合に人も車も少なく、スズメのさえずる声が聞こえます。
ケースを開けて、「ぴーちゃん、お母さんを呼んでごらん!」と言う間もなく、ぴーちゃんは飛び立って、おぼつかない足取りながら、なんとか電線にしがみつき、チュンチュン鳴き始めました。
昨日の弱々しい飛び方とは打って変わって、力強い飛翔ぶりにびっくり! 「やっぱり、羽が濡れていて飛べなかったんだね…」と(●゚ θ ゚) 母。これなら大丈夫、あとは母鳥が見つけてくれれば…。

しばらく見ていると、一羽のスズメが飛んできて、ぴーちゃんの上の電線に留まり、しきりに呼んでいる風です。ぴーちゃんも答えるように鳴いて、少しづつ飛びながら、近づいて行きました。

母鳥だ! 見つけてくれた!
ああ、よかった!
ぴーちゃんも羽をふるわせて、本当にうれしそうです。(●゚ θ ゚) 母と二人で、親子の絆の深さに感動しつつ、空のキャリングケースを下げて、仕事に向かいました。

(写真は…上の2枚が、本棚でキョキョロするぴーちゃん。下の一枚が、怖がって降りて来ないちゅんすけ。19年8月2日撮影。)

(●゚ θ ゚) 父



続きを読む

スポンサーサイト
プロフィール

ちゅん父

Author:ちゅん父
カミサンの(●゚ θ ゚) 母と二人で、スズメのちゅんすけとひなちゅんに振り回されながらも、ますますちゅんどもに魅せられていく親バカな日々…。
閉鎖されたDoblogから引っ越してきました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。