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ちゅんすけが亡くなりました

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ちゅんすけが亡くなりました。7月7日、七夕の日の午後でした。

以下、忘れがたいこの16日間のことを、私の気持ちの整理と、ご教示ご声援をくださった皆さんへの御礼とご報告を兼ねて、書いておきたいと思います。

(一部にショッキングな画像を含みます。閲覧にご注意ください)



視力、筋力とも年齢相応に衰えを見せながらも、元気に暮らしていたちゅんすけに異変が訪れたのは先月、6月22日のことでした。下の写真のように、座敷の隅や、布団カバーでくるんだホットカーペットの上で、具合が悪そうにふくらまり、目をつぶってうつらうつらしていることが多くなったのです。

眠かったり体調がよくなかったりすれば、本棚や鴨居の上など、高いところで休むのが普通でしたし、寒くもないのにふくらまっているのですから、これは何か、身体に異常が起きた証拠に違いありません。

よく観察していると、餌を食べる頻度が少なくなっており、水も普段にくらべて、あまり飲んでいないのです。う~ん、これは心配だなあ‥‥。ただ、我々がちゃぶ台について食事をするときは、目を覚ましてしきりに「ちょうだい、ちょうだい」を普段にも増してしつこく繰り返し、咀嚼したご飯粒や、茹でたトウモロコシの実などを食べていました。

しかし、視力も急速に衰えたようで、指先に乗せた食べ物を何度つついてもうまく取れず、せっかくくわえたものも一度落とすと見つけられず、拾うこともできなくなった(これは以前から、程度の差こそあれありましたが)など、心配の種は増えるばかり。縁起でもありませんが、「これはもしかして、お別れが近いのかも‥‥」と、(●゚ θ ゚) 母と話し合ってはしんみりしてしまうのも、無理はない状況になってきました。

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まるで雛鳥に戻ったように、「ちょうだい」を繰り返しては食べ物をもらい、お腹がいっぱいになるとふくらんで、高いところに上がらずに、座敷のどこかで眠ることをくりかえすちゅんすけ。そのうち、咀嚼したご飯を口にしても、「ペッ」とすぐ捨てることが多くなって、ほとんど食べなくなってしまいました(全く食べない、というわけではなかったのですが)。困って色々と試したところ、ビスケットやカステラなど、甘いお菓子をよく咀嚼してから指先に乗せて与えると、ガツガツと食べることが判明。

「こんな甘いものばかり食べさせたら、体が悪くならないかなあ‥‥」と気をもむ私に、「先々がわからないのだから、せめて本人が『食べたい』といっているものを与えてあげたら」と(●゚ θ ゚) 母。ここに及んでは致し方なしと、ちょうど到来物で袋に小分けした小さいビスケットがあったので、その中でも甘くないものを選び、ひとかけら皿に出しては少々の熱湯でよく練ってから、指に乗せて与えることにしました。

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さすがにこれではまずかろうと、雛鳥用のむきアワを煮立て、すり鉢でつぶしたものをラップにひとつまみづつ小分けしたものを冷凍しておき、電子レンジで温めてから与えてみたものの‥‥やはり「ペッ」と捨ててしまい、口に合わないようです。仕方なく、「ビスケット患者食」を続行。

ちなみに、視力が極端に落ちているので、何を与えても取り落とす回数の方が多く、畳やカーペットの上は散らかり放題。ひなちゅんがそのうち何割かは拾ってくれるので、「ひなちゅん、えらいね、助かるよ!」と褒めてやるくらい、毎回の食事は後片付けが大変で、お腹がいっぱいになって眠りに入ると、「ああ、寝てくれた!」とホッとするくらいでした。

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具合が悪くなってしばらくは、まだ飛んで寝床に入ったり、本棚の上でうとうとすることもあったものの、日中はほぼ、このちゅんたちが大好きな柄の布団カバーでくるんだ、ホットカーペットの上で過ごすようになりました。病鳥にはまず保温ということで、暑い盛りにもかかわらず、ホットカーペットをつけて少し温めてやることに。

ふくらんで眠るちゅんすけを観察していると、最初のうちこそ首を肩の羽毛に突っ込んで、くるんと丸くなって眠っていたものの、何日か経つとそれすらしなくなり、カバーの盛り上がりにくちばしをもたせ、まっすぐな姿勢のまま頭だけうつむいて眠るようになりました。ときどき、ブルン、ブルンと震えるしぐさも見せるようになり、いかにも寒そう。もっと温めた方がよさそうです。

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水を自発的に飲んだ様子があまりない(何回かは確認しましたが、普段からくらべると数えるほどでした)こともあり、食事のたびにつかまえては、スポイトで少量の水を与えていたのですが、ある日、ちゅんすけの足が妙に冷たく、体温が下がっていることに気づきました。小鳥の体温は人間よりはるかに高いのが普通ですから、これは危険な兆候です。

もっとも、部屋の温度が30℃を越えることも珍しくない日々、畳一畳もあるホットカーペットの温度をを最高にすることは、いかなちゅんすけのためとはいえ考えものです。そこで、小さな電気アンカを通販で注文し、ちゅんすけが過ごすことが多い窓際に近い布団カバーの下に、タオルでくるんで入れてやることにしました。これは成功だったようで、ちゅんすけはお昼寝のほとんどを、アンカのそばで過ごしてくれるようになりました。

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具合が悪くなってからのちゅんすけの変化といえば、翼を半開きにし、ブルブルと震わせて、「ピチュピチュピチュ」と甘えるような声を出すようになったこと。ちょうどひなちゅんが盛りの時期に入っていたこともあり、ちゅんすけも盛って卵を身ごもるなどして、それがため体力を消耗したのだと考えました。「ちゅんすけ、おばあちゃんなのに盛ると、ますます具合が悪くなるよ?」といさめたものですが、これは後によく考えると、違っていたように思えます。

もう一つ大きな変化といえば、日が経つにつれてほとんど飛ばなくなり、床の上をやたらと走り回るようになったこと。特に、今までは「ちゅん部屋」である六畳からは、めったに出てこなかったのに、台所や私の部屋にも走り出て来るようになったのです。羽音もせず、声帯が衰えたのかほとんど鳴かなくなったこともあり、気づくと足下をチョロチョロしていたりして、ハッとさせられることもしばしば。

見ていると、どうも人がそばにいないのが、急に心細くなったらしく、我々のことを探しているようなのです。「ちゅん部屋」の隣の座敷にミンミ(娘・6歳)や(●゚ θ ゚) 母がいると、障害物があっても一生懸命飛んでいってウロウロし、目が悪いせいか物怖じしなくなり、テーブルの上に乗るほどに。

もちろん何か食べさせてほしい、という本能もあるのでしょうが、これほど人のそばにいたがる(眠っているとき以外は、ですが)のは、先月とくらべても大きな変化で、人(イヤ、鳥)が変わったと思えるほど。可愛らしくはあったのですが、台所や洗面所で踏み潰してしまってはことと、座敷の入口に箱やオモチャを並べて、「ちゅん部屋」から出てこないようにしました。それでも、たまに障害物を飛び越えて、電気を消した台所でチョンチョンと歩いているところを見つけ、びっくりさせられたこともありました。

上の写真は、板の間にいた(●゚ θ ゚) 母を見つけて、座敷から出てきたちゅんすけ。脚も弱ったようで、指に力があまり入らなくなり、平たいところでは指が折れ曲がったようになって、内側を向き形がそろわなくなりました。迎えたときから少し脚の弱い子ではあったので、最初に衰えが来たのかもしれません。

後ろには座敷にいるひなちゅんが写っていますが、万事ちゅんすけの行動を見本にして動くひなちゅんも、次第に板の間の真ん中まで出て来るように。いつ物陰からひょっこりちゅんたちが出現するかわからず、室内を歩くのに常に足下を注意して、それこそ抜き足差し足。本当に気を遣ったものでした。

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ちゅんすけの具合が悪くなってこの方、(●゚ θ ゚) 母の提案で、私はできるだけ遅く家を出るようにし、昼休みも都合がつく限り、短時間でも帰宅して餌をやりながら、様子を見てやるようにしました。(●゚ θ ゚) 母はミンミを学校に送るため、早く出なければならない代わり、午後には帰ってこれることもあるので、お互い予定をすり合わせて、日中どちらかが一度は帰宅できるようにし、なるべく長時間家を空けないようにしたものです。

上の写真は6月29日、ミンミの指をつつくちゅんすけ。6月22日からこの方、帰宅してまず「ちゅん部屋」をのぞき、ちゅんすけがチョコチョコと走り寄ってくるにせよ、アンカの上でぷうぷうと微かな寝息をたてながら眠っているにせよ、「生存」を確認するたび、ホーッと息をつく日々が続きました。

さらに何日か経つと、ちゅんすけはついに寝床まで飛び上れなくなったようで、心配してヒャンヒャンと鳴いて呼ぶひなちゅんの声を聞きながら、つかまえて寝床に乗せてやらなければならないようになりました。

それでも、何か体に違和感があって落ち着かないのか、電気を消してからも降りてきて、畳の上をウロウロしていることもたびたび。そのつどつかまえては乗せてやり、「ちゅんすけ、大丈夫だよ、ねんねしなさい」と声をかけてやったものです。夜中に降りてきてもすぐわかるよう、小さな電気スタンドを座敷の隅に持ち込み、真っ暗にならないようにゆるく点けてやることにしました。

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上と下の2枚は7月1日、何やらお勉強めいた遊びをするミンミと、テーブルに乗ってしきりにアピールするちゅんすけ。ミンミのそばにいるときのちゅんすけは、はたから見ても本当に嬉しそうでした。目が悪くなってから、慕わしげにミンミを観察することはあっても、あくまで距離を置いてのスキンシップのみだったちゅんすけが、まさに性格が変わったように、テーブルに乗ってしきりに「ちょうだい」をしたり、ミンミの寝ている布団の上に登ったりと、実に積極的になったのには驚いてしまいました。

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ミンミが産まれた直後の記事に書きましたが、ちゅんすけは赤ん坊で寝たきりだったミンミのそばを離れず、じっと見守っていたくらいでしたから、ミンミが大好きだったことは間違いありません。今から考えれば、どこか自分の運命を悟って、残り少ない時間をミンミと過ごしたがっているようにも見えたものです。

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まつわりついてくるちゅんすけを好機(?)ととらえたのか、ミンミも念願を果たしました。自分でちゅんすけをつかまえて、何度か「抱っこ」を楽しんだのです。ちゅんすけはご存知のとおり、手でつかまれるのを嫌う子で、具合が悪くなってからも、衰えた体で精一杯「いやいや」をして、私や(●゚ θ ゚) 母の手からすり抜けたものですが、ミンミにつかまれたときは不思議と大人しく、どこか嬉しそうにすら見えました。

ミンミがちゅんすけを触ったことは数えるほどしかなく、抱っこはもちろん初めてのこと。ミンミのつかみ方は子供なりで、我々より危なっかしいのですが、それでもちゅんすけがあまり嫌がらなかったのは、さすがに考えさせられるものがありました。明らかに、ちゅんすけは残り少ない時間を、ミンミと過ごしたがっていたとしか思えないのです。

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この日は、お昼にミンミが「のり弁当を食べたい」というので、私が作ってやったのですが、ちゅんすけはお盆の上にまで進出してきて、ミンミからご飯粒をもらっていました。

私の与えるご飯粒は「ペッ」とするくせに、ミンミのはしきりに欲しがるちゅんすけ! ほとんどを取り落して、くわえたものも呑み込めなかったりしましたが、ここでもミンミは別格であることがわかって、ちゅんすけの気持ちを感じたものです。首の後ろの羽毛が少し薄くなっていますが、これはだいぶ前からで、具合が悪くなってからも、病的に毛が抜けたことはありませんでした。

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ちゅんすけを手で抱くたび、体重が明らかに軽くなり、抗う力も次第に衰えてきたことを感じて、悲しい毎日ではありました。通販で注文した電気アンカが届き、暖かく暮らさせてやれたのは、せめてもの救いです。

カメラが嫌いなひなちゅんのことですから、残念ながらここには写っていませんが、ちゅんすけがこうして寝入っている間、ひなちゅんも心配そうにそばで座って、鳴きもせずじっとしていることがよく見られるようになりました。ちゅんすけの一挙手一投足が、ひなちゅんの行動の模範でしたから、ひなちゅんもさぞ不安だったことでしょう。我々もちゅんすけで手一杯で、ひなちゅんのケアがおろそかになってしまい、申しわけないことをしたと後悔したものです。

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食べたいものが限られるとなれば、どうしても栄養不足になってしまうのは、悲しいですが致し方のないところです。脱皮したてのミルワームや、小さくちぎった小松菜も何度か与えたものの、食べる気はあってもほとんど呑み込めないとあって、ごく少量にとどまりました。

くちばしは下がすでに白に近い黄色となり、上にも褪色が及んできました。また、羽毛かはら少し脂気が失われてきたようで、ガサッとした感じに。それでも、目が覚めれば衰えたなりに羽づくろいをしていたので、よく見る病鳥のように、松かさのようにガサガサになったり、羽毛が抜けて地肌が見えたりといったことはなかったのが、せめてもの救いでした。

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7月6日。この日もミンミが夕方に帰宅すると、ちゅんすけはさっそくまとわりついて、足元やテーブルの上でご飯をもらったり、腕に乗って遊んだりして過ごしたそうです。ミンミはちゅんすけが離れないのに気をよくして、手で捕まえ、お気に入りの「ここたまハウス」に招待したそう。

ちゅんすけは嫌がりもせず、大人しくされるがままにして、ご飯をもらってからひと眠りしたとのこと。この数日間が、ちゅんすけにとっても、ミンミにとっても、最も濃いスキンシップをはかれて、お互いの念願がかなった最良の日だったのかも知れません。

明けて7月7日。この日は昼休みに一度帰宅し、ちゃぶ台に座って自分もお弁当で昼食をとりながら、ちゅんすけに食事をさせました。ちゅんすけが寝入っていても、ひなちゅんは誰かが帰ってくれば、まるで「お帰り!」というようにチュンチュンと鳴きながら飛びまわります。もちろんひなちゅんも食べたがるので、「ちゅんすけの面倒を見てくれて、ありがとうね」と、ちゅんすけの食事が済んだ後に与えました。ちゅんすけはあまり食欲がなく、「ちょうだい」はしたものの、3口ほど食べると、すぐに電気アンカの脇で、ふくらまって眠りについてしまいました。

心配でしたが、仕事があるので家を離れなければなりません。「ちゅんすけ、じゃあ行くよ。ひなちゅん、頼むね!」と、カーペットの上でうずくまる姿を「ちゅん部屋」の外から見たのが、ちゅんすけとのお別れになってしまったのです。

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早めに仕事が済んだので、18時20分ごろには帰宅することができました。(●゚ θ ゚) 母はミンミを習いごとに連れて行って、まだ帰っていません。暑かったのでまず着替えようと、タンスに向かう途中「ちゅん部屋」をのぞくと、ちゃぶ台の向こう、布団カバーの盛り上がりの影に茶色い背中がチラリと見えたので、ちゅんすけは寝入っているようだと一安心。

ただ、ひなちゅんが全く鳴かないので、おかしいなと思って部屋に入ってみると、ちゅんすけはぱたり、と横に倒れた格好で、息を引き取っていました‥‥。

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まだ、少しは息があるかもと、思わず「ちゅんすけ! ちゅんすけ!」と、床を叩いて呼びかけましたが、もちろんもう微動だにしません。ふと目の前の本棚に目をやると、ひなちゅんが、棚に並べたCDケースの上にぺたりと座って、押し黙って実に悲しそうな顔で、こちらをじっと見ていました。

「ひなちゅん、看取ってくれてありがとうねえ。」ひなちゅんの、何かいいたげな黒い目を見つめながら、ねぎらってやりました。ここで初めて、ちゅんすけの体をなでてやると、まだ柔らかく、手触りは生きているときとまったく変わりません。

「ちゅんすけ、よく頑張ってくれたねえ。お疲れさまだったね。」まぶたとくちばしはしっかりと閉じられ、翼にも乱れたところはなかったので、眠るように、穏やかな最期であったことと思われます。
看取ってやれなかった悔しさはありましたが、覚悟はしていたことですし、せめて昼に食事を与えてやれたことを、幸いと思うほかありません。

急いで(●゚ θ ゚) 母に電話すると、ちょうどミンミの習い事が済んだ直後で、すぐに帰ってきました。二人ともすでに涙を流していて、特にミンミは大泣き状態。(●゚ θ ゚) 母によると、自転車をこぐ帰り道に見た夕焼け空に、スーッと一筋空に上ってゆくような形の雲があり、「ちゅんすけがお空に昇っていったんだね‥‥」と、ミンミに話していたそうです。

ちゅんすけの亡き骸は、二人が帰るまでそのまま(枕頭におちょこでお水を供え、ティッシュを二つ折りにしたものをかけておきましたが)にしておいたので、いつも眠っていた場所で、安らかに息を引き取ったのがわかったようです。しばらく3人でちゅんすけを囲んでは、ただ涙を流していました。

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家族の一員として、11年11か月一緒に暮らしたちゅんすけです。手厚く葬ってやらなければと、悲しいのを我慢して3人で近所のスーパーとホームセンターに出かけ、お棺になりそうな木の小箱と備えるお花、お線香などを買って帰り、これもちゅんすけを迎えて以来、一緒に食事をしてなじんできたちゃぶ台の上で、お通夜をしました。お棺の中には、これもちゅんすけが「ぶぶぶ」をしたり、お昼寝したりと大好きだった柄の枕カバーを切って敷いてやったことは、いうまでもありません。

(●゚ θ ゚) 母が「お線香を立てるものがないんだけど、ご飯でいいかしら‥‥」と、お皿にてんこ盛りにしたご飯に線香を立ててきて、泣き笑い。ちゅんすけの大好物の一つだったのですから、お供えも兼ねてよいだろうと思いました。ミンミも彼女なりに何かしてやりたいと思ったのでしょう、泣きながら「ちゅんが天国に行く絵」を描いて、棺の左側に供えてくれました。

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お通夜を済ませた後、(●゚ θ ゚) 母はネットで24時間受け付けのペット葬祭業者を探して、電話で交渉を始めました。幸い翌朝に来てくれるという業者さんが見つかり、お願いすることに。

8日朝、ちゅんすけの亡き骸を持って、業者さんのクルマを迎えました。駐車場所と電源は、いつもお世話になっている工務店の社長さんが「構わないよ、使いなさい」と提供してくれたので、助かったものです。社長さんは動物や子供が好きで、常日ごろからちゅんたちの話もしていたので、「こんな幸せなスズメはいないねえ」と、快く協力してくださいました。

葬祭業者さんもとても優しく、先日も長く飼われたムクドリを担当されたことなど、さまざまなペットとのお別れを話してくださり、心遣いも細やかでした。お棺を一緒に焼くことはできず、亡き骸のみということで、ちゅんすけを抱いて鉄のトレイの上に乗せ、荼毘に付していただくことに。なきじゃくるミンミをなだめながら、ちゅんすけとお別れです。

さようなら、ちゅんすけ。長い間一緒にいてくれて、本当にありがとう。

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何分、手のひらに収まるような小さな亡き骸ですから、焼骨はあっというまでした。小動物用の可愛らしい骨壺に移しても、底にちょっとたまるくらいの、本当にわずかなお骨。それでも、しっかりと骨格が残っており、ちゅんすけの芯の強い性格が思い出されたものです。

骨壺は、ミンミが泣きながら、大事に抱えて家に帰りました。思うに、ミンミが幼過ぎれば、亡くなったこと自体が理解できなかったでしょうし、よしんばわかったとしても、亡き骸をおもちゃにしてしまうようなこともあったかもしれません。また、亡くなったのが金曜日だったのも、お通夜、焼骨ともにとどこおりなく済ますことができ、ある意味非常に助かったのも事実です。

(●゚ θ ゚) 母いわく、「ちゅんすけは、私たちがお別れの時間をゆっくり取れるように、ミンミが自分のことを分かるようになる歳まで、頑張ってくれたんだよ!」とのことですが、私もそう思いたい気持ちでいっぱいです。「七夕がちゅんすけの命日なんて、素敵じゃないの」とも。
11歳と11か月‥‥我が家に迎えた日、7月24日の「お誕生日」、12歳まで、あとちょっとだったね‥‥。

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骨壺を安置してから、(●゚ θ ゚) 母と話していたら、ちゅんすけの翼をブルブルして「ピチュピチュピチュ」と鳴く仕草、あれは盛っていたのでなく、部分的に呆けて、雛の時代に戻っていたのでは、という結論(妄想?)に。突然性格が変わったように、人を見つければ走ってきて執拗にまつわりつき、「ちょうだい、ちょうだい」を繰り返したことと併せて考えると、この説もあながち間違いでないように思えました。

親に捨てられたのだか、親が死んだかで、巣立ち直後のまだ幼いころ、ろくに親に甘えられぬうち、一人ぼっちになってしまったちゅんすけを迎えたころのことを思うと、胸が締め付けられるような気持ちになりました。ちゅんすけはミンミや我々から直接餌をもらうことで、雛時代にできなかった「甘えん坊」になることを、取り戻すように満喫していた部分があるのかもしれません。

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さて、ひなちゅんですが、ちゅんすけが亡くなって以来、やはり不安定になり、食欲も落ちて、環境の変化に緊張しているのか、体を細くしたまま飛び回るばかりの状態がしばらく続きました。迎えて以来、一人ぼっちになった経験がないのですから、無理もないこととはいえ、哀れでなりませんでした。

物音一つしない部屋もストレスになるかもと、音量をしぼったテレビを点けっぱなしにして出かけたり、なるべく早く帰って窓を開け、外のスズメの声を聞かせてやったり、時間の許すかぎり部屋に座ってやったりと、できるかぎりケアに努めた結果、10日以上たった今では、何とか落ち着きを取り戻し、一緒に食事をしたり、水浴びをするようになるまで回復することができました。ひなちゅんも大切な我が家の一員、そして今年11歳の高齢スズメですから、できる限りの世話をして、心安く暮らさせてやれればと思っています。

長い話にお付き合いくださり、ありがとうございました。また、「すずめSOS」の管理人様、「ペットうp板・スズメが好きでチュン」住人の皆様はじめ、多くの方々のご教示、ご助言により、11歳11か月まで生きながらえさせてやることができました。改めて、厚く厚く、御礼申し上げます。
12年近く一緒に暮らしたちゅんすけと別れたショックは、この歳になってもやはり、相当なものがあるようで、すでに亡くなってから12日経ったとはいえ、もう一つ抜け切れていないところがあります。今はただ、ちゅんすけが安らかに眠ってくれることを、心から願うばかりです。

(●゚ θ ゚) 父しるす
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お知らせありがとうございます。

お知らせありがとうございました。

読んだらもう、涙が止まらなく
ただただ、ちゅんすけたんが幸せだったのが伝わって
寿命を全うできて幸せな人生ならぬ鳥生でしたね
七夕に旅立つなんてなんて、この先七夕が来るたびに
ちゅんすけたんのことを思い出すことでしょう。
寂しくなっちゃいますがどうぞご家族様ご自愛くださいね

ちゅんすけたん、ごぶたんによろしくね
うp板のあの時間はとても楽しい思い出です。
ありがとう

Re: お知らせありがとうございます。

>まめぼん〇おたひよさん
お言葉を頂戴し、またブログではきれいなお花(http://blog.goo.ne.jp/-mamebon-/e/2bc2f24d6bb266ef023cec2f49ad19be)までいただき、感謝に堪えません。本当に、あちらでごぶたんと仲良しになれたらと願ってしまいます。うp板でお世話になったことは忘れられません、おたひよさんはじめ皆さんのご助力がなかったら、とてもここまで元気に暮らさせてやることはできなかったでしょう。
ひなちゅんは相変わらず寂しそうで、慰みにちゃぶ台の上へスズメのおもちゃを置いてやったところ、気に入ったらしいのはよいのですが、寄り添うようにして黙ってじっと立っていることが多く、なおさら哀れを誘ってしまいます。おたひよさんも、可愛らしいご家族の皆さんとお元気でお過ごしください。ありがとうございました。

お悔やみ申し上げます😢

何と悲しいお知らせでしょう。実は、このご投稿を拝読したのが数日前。ですが、悲しさと涙で最後まで読むことができませんでした。
深い悲しみにあっていらっしゃる皆様に、言葉も見つかりません。

私の愛雀、ちいちゃんも昨年(12月1日)に12歳7ヶ月で天使になってしまいました。ですので、お辛いお気持ち痛いほどよく理解できます。私もお骨にしてもらい、自宅に設けたミニ祭壇に祭っています。あれから半年も経つのに、事実を受け入れることができずにおります。

ちゅんすけちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。このお盆には、皆様のところに舞い降りて、楽しく、そして懐かしく一緒に過ごしている事と存じます。

まだ日も浅く、寂しい毎日かと存じますが、お疲れが出ませんに。

Re: お悔やみ申し上げます😢

>ちいちゃんママさん
まずはちいちゃんが昨年末にお亡くなりになったとのこと、遅ればせながらお悔やみ申し上げます。ちゅんすけより長生きされ、天寿を全うされたちいちゃん、お別れはさぞおつらかったとお察しします。ご冥福をお祈りいたします。
ちいちゃん、どうかちゅんすけと仲良くしてやってください。あちらのスズメの世界が、楽しくほのぼのとしたものであることを祈るばかりです。

ひなちゅんがまだ不安定で、わけもなく「ビビビ」と不機嫌な声を出したり、飛び回ったりと今ひとつ落ち着きがありません。我々もできるかぎりのことはしているつもりですが、日中一人ぼっちになることは避けられず、手をこまねいているのが正直なところです。
ちいちゃんママさんもどうかご自愛ください。心のこもったお言葉、ありがとうございました。
プロフィール

ちゅん父

Author:ちゅん父
カミサンの(●゚ θ ゚) 母と二人で、スズメのちゅんすけとひなちゅんに振り回されながらも、ますますちゅんどもに魅せられていく親バカな日々…。
閉鎖されたDoblogから引っ越してきました。

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